御廟山は神前地区に有ります。神前地区は神前の仕上げ砥が出ていて
神前を採掘していた卸元が中石成りと伺っていましたので恐らく中石成りで
御廟山も中石成りだと思います。
他にも本石成りでは説明が出来無い箇所が有り東物の北端が月乃輪で
其の北側の国境を挟み愛宕山に成ります。愛宕山は中石成りです。
本石成りと言われていた丸尾山や一本松では月乃輪の本石成りの層から
距離的のも違い飛び地の様に成り矛盾します。
中石成りの並砥層は本石成りの並砥層に比べ断然、層の厚みが違い
多彩な石が採れた事から色別で合さや戸前と勝手に名前を付けて出荷
していたとの証言が有ります。名前は付けた者の勝ちと言う事です。
コンプライアンスに触れている訳では有りません・・・
以前、某卸元が本石成りは山城と近江産だけで丹波産は中石成りか
合い石成りだけしか無いのにデカイ声を張り上げた意見が通ってしまった
事が有り京都天然砥石の魅力の本を作った際に資料が捻じ曲げられたと
言っていた言葉を思い出しました。
蛇足ですが自分は丸尾山は勿論、中石成りの大平や本石成りの中山の
坑内を見ていますので本石成りと中石成りの大雑把な区別は判断出来ます。
尚、合石成りの坑内は見ていないので埒外です。
此の石は標準的な硬さで全ての刃物の仕上げとして使用出来ます。
尚、諸般の事情に寄り今後の入庫は御座いません。養生済み。
品 名:丹波産(京都)仕上げ砥
商品名:御廟山 戸前 昆布型
寸法:(縦×横×高さ)約170×100×35mm
重量:約1,395g
数量:1丁
販売価格 |
137,500円(本体125,000円、税12,500円)
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型番 |
nishi0150 |